Herb cultivation training 2021/03-30・04- 01・03 

これまでのField workshop は今シーズンからHerb cultivation training とします。
圃場はherbの生地、原点です。
誠実な栽培を行うことで、確かな原料を自ずと得ることができ、それをもって活用すればまともなハーバルライフが成立します。
その栽培実習の場としてJHS薬用植物研究圃場が皆様のお役に立てれば幸いです。

さて、本シーズンも栽培実習は植物の都合に合わせて私たちは動きたいと思います。
毎回何を行うかは直前まで分かりません。
本日も昨夜の雨により一晩で一気に圃場の様子が変化していました。

私の管理方法はその日その時に必要なことを行なっていきます。
植物は人間の予測を遥かに超えて生育したり、消失したりしていきます。
herbの出方を見て私が動く、これ以上確かで的確な対応はありません。
予測はあってないようなものと同じなのです。
日本の真夏にLavenderが開花することはないといった周知のことは別として、早春、初夏、夏、晩夏、初秋、秋、晩秋、初冬と各時候にフォーカスするとその中で起こり得る事の予測は成り立ちません。
その日その時を見計らって優先順位を決め圃場で管理をし続けるしかないのです。

今シーズンherb達はどんな展開を見せてくれるのでしょうか?
楽しみでもあり、怖くもあり。
皆様とご一緒に実習を行っていきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

3月30日、4月8日、4月10日の実習は各herbの株元を見ながら生育のための環境を整えていくことを始めたいと思います。

<Herb 生育状況 3/29現在>
G.chamomile,Blue cornflower,American California poppyの生育域の見当がつけられるようになってきました。
Rosemary,Lavender,Hyssopなど低木種の生死部位が見極めることができます。
Mint類の芽吹きの順位が明らかに観察できます。
Thymeの生存と生育の期待が持てるような状況です。  
Lemongrassの解放はそろそろ時期を迎えます。
Vetiverの葉の新旧入換時期を迎えています。
Echinaceaの発芽が旺盛になってきています。
まだまだありますが、他はご自身の目で確かめられてください。

Time::10:00 – 14:000 
Place:JHS 研究圃場 
Expense:¥10,000
Baggage:サイト内 Work Shopよりpulldownで
     herb workshop→「Field workshopでの持ち物」を参照
Lunch:各自持参

日中は非常に暑くなっています。
日除け、着替え、タオル、飲料等の強化をされていらして下さい。

行き帰りの運転は事故のないようにくれぐれも気を付けられ、安全運転でのお越しをお待ちいたしております。
では圃場でお待ちしています♡

2021年3月29日Permalink