Herb cultivation training 2021/06- 17・19

Rose Geranium

やっと関東も梅雨入り宣言がありましたね。
例年よりは遅いようですが、雨は来週あたりからでしょうか?
ここの所、そろそろ梅雨入り?明日は雨だろう?と思いながら、結局は蒸し暑いだけだったり、夕方近くや夜間に降るだけで、日中、特に午前中は圃場での作業ができている毎日です。
今週もおそらく、週末までは作業ができそうです。

蒸し暑いこと、そして体がまだ高温に慣れていないことから、先週はずっと管理を終えて帰宅すると、夜は熱中症のような状況で、体内に熱がこもっている感じが続いていました。

それで今週からいよいよサマータイムに切り替え、早朝5時から10時を目指して作業しています。
10時にはなかなか終わりきれずにいるのですが、それでもお昼前には終了して帰宅するようにしてから、随分と体が楽になってきました。

やはり高温と多湿のなかでは必要以上に体力が奪われていくのですね。
皆様も、作業の折にはくれぐれも気をつけてくださいね。

圃場の方は?
早春から、一通りの花のシーズンがひと段落し、Lavender, Ecinacea,
Blue Hyssop, Agrimony, Clary sageへと舞台が進んできました。
シーズン中盤戦と言ったところでしょうか?

今のところ収穫を碌にしないまま今年は進めてしまっています。
ChamomileやBlue Cornflower,American California Poppy など一瞬は目を楽しませてくれましたが、何故かどれもが急足で、私が満足し心を奪われて収穫するいつもの感じに遭遇できませんでした。
人の会話で言ったら?
「あっ今日は急いでいるのね、じゃぁまた今度ゆっくりした時にねっ!気を付けて♡」と言った会話のような感じです。

もちろん、これまでになく最高の姿と生様を見せ、私に思わず手を出す気にさせてくれたherbたちもいます。
Wood betony, White Yarrow,Milk Thistle などがそれです。

一般的にはもちろん仕上がりをキープするところまではどの子も育っていました。
しかしこれは!と言えるものでなくては、私は収穫し、加工し、セラピーや薬用として使用したり提供する気にはなれないのです。
贅沢と言えば贅沢だと思います。

でも私が植物に対して凄さを感じる瞬間は?
咲いている時や姿を見せてくれている時に、溢れんばかりのエネルギーを放出し、そして感動と言うスイッチをポチッと押してくれた時、私はその凄さを感じます。

ただ綺麗だけはどうしてもやる気になれず体を動かす気になれないのです。
これまで私はそのherbたちが見せる溢れるエネルギーによって、私の全てが動かされてきたのだと今更ながら認識を新たにしています。

感動のあまり思わず手が出て、収穫し、加工し、そして自信を持って隣人のために役に立つようにと子供たちを送り出す。
その循環がなされてきました。
これからもその循環は変わらないと思います。

皆様の中には、これだけは収穫しないといけないとか、これがなくては困る、急いで取らないと終わってしまうなど、必死なるばかりで、植物に向き合うよりも、何かに追われてHerbal lifeを送っている方はいらっしゃいませんか?
そうでないことを祈ります♡

自分自身がエネルギーを感じて人様にもそのエネルギーを伝えていく。
これが私のHerbal lifeの原点なのかもしれません。

何も毎年工場ラインで生産されるもののように、同じものが全てなくても構わないのです。
その年、最高の生き様を見せてくれた子たちがいればそれで十分。
herbは重複する薬効をあらゆる子達が備えています。
もちろん、固有の成分というのもありますが、お互いが代替を務め合うことができます。
実践を多く積んだだけ、それらの選択、組み合わせは容易にできることがハーバリストとしての楽しみです。
そして私の都合ではなく、その年の恵みを感謝して植物に沿った付き合い方をしたいと思います。

まだ中盤戦を迎えたところです。
晩秋までに出会う子達が、何をどう見せてくれるか?
そして私の感動というスイッチをいくつ押してくれるのかしら?
そんなことを考えながら圃場の管理に日々を送っています。

速報です!
肝臓に親和性を持つMilk thistle.
種子が艶やかに丸々と黒々です。
久しぶりの様子に私もあらためて感動しました。
何年ぶりかしら?
種の入る子とはいらない子は?
だんだん疑問が解けてきています。

さて、今週のWSは?
なんとか午前中は雨が降りそうにありませんので、圃場で色々な管理、収穫、定植などをしていきたいと思います。
ただ蒸し暑く体力を奪われますので、今週より早めのスタート早めの終了とさせていただきます。

Time:〜 11:30 
Place:JHS 研究圃場 
Expense:¥10,000
Baggage:サイト内 Work Shopよりpulldownで
     herb workshop→「Field workshopでの持ち物」を参照

私は早めに圃場にいますので、やる気のある方は早くお越しいただいても構いません。
また、いらっしゃるお時間はご自身で無理のないように設定されてください。
到着順に合流していきたいと思います。
ただ遅くとも9:00には合流できますよう、よろしくお願い申し上げます🙇‍♀️





2021年6月16日Permalink