2020-04-02 Field Workshop

セルに撒いた種が発芽し葉がぶつかり合う頃、本葉が出だすとポット上げ。
全てが出揃えば問題ないのですが、差が出ます。
小さすぎるとポット上げしても死んでしまうことが。
小さ過ぎるときは根も弱いのですね。
その根に刺激を与えてしまうのでポットに移動しても成長し続けられなくなるのです。
でも全ての出揃いを待っていては時期を逃してしまうので、タイミングを見計らって、ポット上げを決行しています。
その際に平均7割が次のステージに進み、3割がそこでアイトとなる状況です。
それも見越して多めに播種しておきます。
これは偶然にも野生のキジ鳥の子育てと同じです。
希少な種はセルは使わず最初から一番小さなポットに一粒ずつ播種することにし、根の弱い頃の、セルからポットへの移動を回避させています。

さて皆様はいかがお過ごしですか?
皆様のポットの植物は成長していますか?
定植が楽しみですね。

2020年JHS 研究圃場は4月3日より圃場を始めます。
過去10年平均を見ると、少々遅めのシーズンスタートです。
これは天候の為ではありません。
管理方法を今年から新しく検証するためです。
それでここまで待つ必要がありました。
この先は霜が降りるまで圃場中心に全てが回っていきます。
管理者の私もそこに身を置く時間が長くなります。

お知ら
今回のワークショップは?やはり播種とポット上げ。
それとスペイン甘草のお話です。
播種に関するテーマは、春は今月一杯で終了です。
次回は秋となります。
2月からスタートしているこのテーマとワークショップ、皆様はこれまでにどれぐらい学ばれましたか?
後少しですね、出遅れた方も、順調に知識を得ていらっしゃる方も、4月末を目指して精進されて下さい。

4月2日の天候は雨上がりとなり晴れそうです。

Time:9:00-12:00
Place:JHS GARDEN
Expense:¥10,000
Baggage:圃場セット(HP:WS→H.WS→Field WSでの持ち物参照)
     出来上がったポットのお持ち帰り準備は各自でご用意ください。
Clothes:ガーデニング程度の服装で大丈夫です。

アフターについて
前回の大月の視察、私は多くの事を学びヒントを得ることになりました。
皆様はいかがでしたでしょうか?
まだ生まれていないそうです、ちょっと心配ですが皆さんと無事に生まれてくることを祈りたいと思います💚
さて今回は雨上がりとは言え晴天17°cまで行きそうです。
そんな中で食をテーマに考えています。
昼食後のアフターをご希望される方は事前にご連絡ください。

来週のアフターはすでに決定していますが、その後、近いタイミングで、長野県上田市へのアフターを検討しています。
これはアフターというよりも、終日系のトリップになります。
決まっているのはいずれかの木曜日と言う事だけです。
早朝スタートで終日企画となります。
ご検討開始しておいてください。
JHSは先方様とのすり合わせを始めたいと思います。

ワークショップもアフターも全て各自のMy paceに委ねます!
お車の移動ではくれぐれも事故のないように、余裕を持って下さい🌿

頑張って欲しいですね!
共にミッションをクリアできますように

2020年4月1日Permalink

種子との出会い

毎年JHSでは何かしら播種して苗を作り研究圃場に定植します。
年々定植する植物は減っています。
それはこれまでに定植した植物が自生し繁殖しているため、毎年播種したり定植したりする必要が無くなってきていることにあります。
もちろん一年草やこの地域では越冬できない植物などは毎年定植してあげなくてはなりません。
でもそれはもう、前年度に圃場で採取したタネや、ポット上げして冬の間管理した株、親株からの挿し木から得た苗などです。

でも、タネ好きの私は、何かしら新しい品種に興味が湧き、これまでに育てたことない品種や自生できずに絶えてしまった品種のリベンジとして、毎年タネをまき発芽させ、苗を作って、春を待って定植しています。

タネはご縁。
欲しいからと望んですぐに手に入るものでもなく、特に興味がなくても舞い込んで私の手元に来たりするものです。
JHSの圃場は既にオーガニック土壌として管理していますので、もちろん消毒されたタネや、出何処のはっきりしないタネ、そして学名が明記されていないタネはいくらご縁があっても播種するわけにはいきません。

今年は特に多くのタネが私の手元に集まっています。
それらは私が望んで手に入れたタネがほとんどです。
ワイルドフラワーのタネを中心に花のタネを多く集めました。

以前より、ハーブにお供させる花が市販の切花ではどうしてもトーンが合わないことに悩み、JHSの圃場で花の栽培をすることを決断しました。
それと同時に視覚から癒される植物にフォーカス。
香りは人の心を癒すことはもちろんですが、視覚からのヒーリングにもそろそろ目を向けようと思いついたのがきっかけ。

JHSの得意とするドライ加工でもフレッシュでも、どちらの形でも楽しめます。
また、オーガニックで管理しますので、エディブルフラワーとしてスイーツやサラダ、ティーなどのお料理にも、そしてブーケやリースなどクラフトにも活かしたいですね。
どんな形で癒しを皆様にお届けできるか、今からとても楽しみです。
このハーブの世界に立ち入る前、30数年前の花の栽培に始まり、アメリカのカントリーアートに魅力を感じ、フラワーアートのお仕事もしていたため、なんだかリベンジ的な感覚です。

きっかけはともあれ、世界には本当に目を疑うような植物が存在しています。
そこには自然にデザインされているとは思えない精密性と色合いがあります。
何処まで、この神奈川の地?相模原の地に自生してくれるのかはハーブと同じで私にはわかりません。
でもやってみる価値はあると思い、いつもの情熱を持って今年から育ててみたいと思います。

2月5日に温床を立ち上げ、これでタネを蒔く準備はできました。
順次播種し、まずは発芽を待ちたいと思います。
もちろん、リベンジするハーブも、いつもの一年草のバジルやハイビスカス、ペッパー類のタネも順次適期に播種していく予定です。
そして冬越えのために圃場から無理やり引き抜かれポットに収められたレモングラスやVaitexの挿し木も今年は元気に研究室の庭で春を待っています。

無事多くの播種から発芽を経て、研究室圃場で開花することを妄想しています。
これを皆様とご一緒に感動の一コマが得られれば幸いです。

2020年2月5日Permalink

ORGANICを積み重ねる土壌作り

IMG_8613

今年は暖冬。1月29日17度。暖かすぎるぐらいの今シーズンLemongrassでさえ土坑栽培のまま冬越えしそうです。

農業を営む友人のハウスでの会話。彼の口からさりげなくついて出た言葉。

「ORGANICを重ねていく土作り」心に響きました。

多くの人々が言う雑草という植物。幼稚園でさえまずはみんな一人一人のお名前を覚えます。一つの植物を雑草と呼ぶのはありなのでしょうか?通称雑草と呼ばれる植物にも一つ一つ学名がついています。

マメ科の植物が自生するのを見守り、朽ち果てさせて、それを循環させる。クローバーやヘアリーベッチなど。よく見るとかわいい花ばかり。

土を耕さず、雑草と称される有能な植物たちを土に乗せ続け、土の中の微生物にとって豊かな栄養を送り続ける。そんなORGANIC農法、私にとってはハーブ農法として確立させたい気持ちに拍車がかかっています。

10年もの年月をかけてもまだ確立しきれていないハーブ農法。試行錯誤の末これまでに分かったことは、野菜づくりの農法は参考にはなるが、ハーブ農法にはほとんど適応できない事を知っただけです。土作りも作付けも管理も全く野菜づくりとは異なります。

今年はハーブと相性のいいワイルドフラワーの栽培に着手。どこまでできるかわからないけれど、またひたすら頭に描く草原を追いかけることになりそうです。

未だに「やってみなければわからない」で突き進むしかありません。

既に昨年末播種し終えているレッドクローバーとクリムソンレッド、圃場外にはホワイトクローバー。土が喜んでくれるかな?ハーブは心地よくその中に溶け込み豊かに生きてくれるかな?と思いが走ります。できる限り耕さない、雑草と称される多くの植物を交通整理しながら選抜をかけていく。選び抜かれた選抜植物とハーブ。どこまでお互いに高め合って共存できるのか?そんなことに明け暮れて一年が終わりそうです。

この暖かさで播種の時期も早まりそう。そろそろ温床のセッティングをと考えています。来月には立ち上げ播種の開始。2月中に播種を終えどのタイミングで温床のスイッチを入れるかが勝負です。とりあえずセッティングされたトンネルの中で残りの冬を体験させて、それからリアクションを起こします。うまくついてきてくれるかは?「やってみなければわからない」です。

ハーブの種子は、播種から発芽までの期間がおそろしく長いスパンで動きます。これも野菜とは大きく異なる点。私と種子の我慢比べが今年も始まります。

どうか気持ちよく豊かにこの世に生まれてきてくれる事を願いつつ。

 

 

 

 

 

 

2020年1月30日Permalink