Herb cultivation training 2021/04- 08・10

先週は桜も満開、気温は5月並みと一気に春を感じる天候でした。
今週は例年並みに戻り、動かないと肌寒くなりそうですね。
圃場でどんどん体を起こしていきましょう。
しかし冬季3ヶ月近く圃場の作業もせずにPCと仲良くしていると体もそれに馴染んでしまっていますので、一気に始めるのは注意をしてくださいね。

クマがゆっくりと目覚め、蕗の薹など苦味成分を摂取し、体に刺激を与えながら体を目覚めさせていくような感じです。

圃場では先週までに稲科の植物を全て春に向けての体勢に整えました。
イネ科、特にカヤ属、シバ属のハーブが普通に冬越えをするにはここ相模原市緑区は限界地と見ています。
それなりの冬越えの管理をしないと霜や低温でやられてしまいます。
今年もなんとか成功したようで、生存を確認の上今シーズンも豊かな成長ができるように整えました。
今回も冬越えのために有効なやり方を学び、発見しましたが、温暖化など気象の変化もあるので、そのやり方が正解かどうかはまだわからないと言ったとこです。

播種もそれぞれ、発芽、本葉を出しながら順調に進んでいます。
育苗はJHS gardenの方で行なっています。
今現在実験中のものはCalendulaです。
Calendulaはキク科の植物、秋まきが主流です。
しかし春まきでも育つherbです。
これまで多くの疑問を抱えてきたCalendulaの課題を一気に解決するために理論に基づいた実験をできる限り正確に行なっています。
今年こそ、答えが見てきますように♡

さて今週は各ハーブの株元に向き合いながら環境整備を行なっていきたいと思います。
圃場周囲に関しては私の方で行なっておきます。
もう1ラウンド刈り払いをかけた次第です。
そして、すでに各ハーブの方も、Hyssop,Echinacea,Marrow,Lemongrass,Lavender,Orangemint,Vetiverなど終了しています。
しかしまだまだ多くのハーブ達が待っている状況です。
そろそろ新たに定植するherbや、移動を計画しているherbのことも考えながら、今年も自生するherb達に私たちは何ができるかを考えて進めていきたいと思います。

環境整備を心ゆくまで行えるのは、まだ収穫が始まっていないこの時期がポイントです。
収穫する時期が加わってくると嬉しくも本当に大変な時期となります。
皆様もご自身のところでの栽培も、昨年のことを思い出しながらこの先の手順を考えていってくださいね。

Time:9:00 – 13:000 
Place:JHS 研究圃場 
Expense:¥10,000
Baggage:サイト内 Work Shopよりpulldownで
     herb workshop→「Field workshopでの持ち物」を参照
Lunch:各自持参

集合時間を日の出時刻により早めていくシーズンになりましたので、毎回、確認してからお出かけください。
動けば汗をかく季節となりました。
この先は1セットお着替えを常にご持参ください。

圃場の自生herbを観察したり、触れたり、整備したり、感じたり、それらを記録する実践から各自の発見が多くあることを期待しています。
今週もよろしくお願い申し上げます。

圃場までの道中どうか事故のないようにいらしてくださいね。
では圃場でお待ちしています。

2021年4月5日Permalink