2021-01-14・16 Laboratory Workshop

Sweet marjoram

なんだか在宅での時間が増え、運動不足の毎日。
皆様はいかがお過ごしですか?
その代わりにデスク上でのお仕事に集中する毎日
本当に肩や首、上半身が固まってしまいますね。

これは今年に限ったことではありません。
いつもこの時期はそうなるのです。
圃場に出向いても、もうまもなく発芽しようとしている多年草のお邪魔をしてはいけないとそっとしたい気分にもなり。
でも考えてみればあと二週間余りで2月を迎え、野菜やハーブの播種をスタートする月となるのです。

現在、JHS研究圃場では自生しているものが多いので、一年を通してさほど新しく沢山の播種をすことはないのが現状です。

しかし薬用種のPepper類の播種は2月からスタートします。
ただ、今年は乾燥がひどいため、発芽までの水分保持に注意する必要があると考えています。
今年は温床を使わない方向でいましたが、水分補給をする上でなんの手立てもせずに行えば凍ってしまう可能性もあります。
ここでは1日の内、最低気温が-5度近くまで下がりますのでそこは侮れません。
ある程度の水分と温度が必要ですからね。
まぁ程よく最低限に温床を使いつつ、Pepper類やお野菜のピーマンあたりからスタートしてみようかと?

2月と言っても、まずは3日を迎えて中旬あたりの状況を見て播種します。
一方で、2月に入ったらすぐに、種や温床、培養土、ポット、パレット、オーニング類の確認をして腰をあげる予定です。
皆様も今年こそはと構えていらっしゃる方はぜひ私と一緒に初めてみましょう!

JHSの所在置は、神奈川県の最北に位置しますので、寒さの厳しいところです。
ですから、この位置より北なのか、南なのかで判断していただき、ご自身のスタート時期を見極めて下さいね。
あまり手をかけすぎると徒長したり、かびたりと弱い苗となってしまいますので、ある程度は水分を控えたり、温めすぎたりせず、強く逞しい苗づくり、育苗をされて下さい。

JHSは2021年より、JHS薬用植物研究圃場に加え実験室のあるJHS GERDEN にも拠点を置き、2拠点でherb栽培のSTYLEを構築していきます。
全てが実験です。
成功すれば一つのセオリーが生まれ、失敗に終われば新しい課題と次へのスッテップを得ることができます。
圃場とは違った制約の中で何ができるか?
全く新しい向き合い方とその制約とグロスで得られる利点を活用して、新たな栽培管理方法を追求いたします。

人は見た目に弱く、動かされやすいです。
しかし私は植物の最下位にあるレイヤーまで目を凝らし、多くの発見と学びを得たいとすでに興奮気味となっています。
昨年も深層のレイヤーに触れ多くの感動も学びも得ました。
今年もあの子達は私に何を見せてくれるのか?
静かに近付き始めたいと思います。

さて今週のWSは?
From desk to fieldがテーマです。
そのためには、まずは肉体を準備し精神を追いつかせることが重要です。
これも植物の力を借りて、万全の準備体制を整えて行きます。
今回のWSも楽しんで下さい!

Time:09:00-12:00  
Place:JHS 研究室(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage :お手持ち全ての(精油、蒸留水、植物オイル(マカダミア)、乳化剤(トゥイーン)、無水エタノール、ビーカー(大中小)、ガラス棒、ランチョンマット、ペーパータオル、マスキングテープ、マジック、計り。

初めての方で、お持ちでない物は今回は大丈夫です。
JHSでご購入頂けるものもあります。
徐々にご自身のお道具として揃えて行ってください^_^

実験室では室温を極端に上げることはできません。
また、芳香成分が充満したり、コロナ対策もあって空気の入れ替えも頻繁に行いますので、足元など冷えに弱い方は、靴下、膝掛け、レッグウォーマーなど各自でご用意されてください。
ご協力よろしくお願い申し上げます。

♡お知らせ!
JHSでは3月末日まで一回の参加人数を制限し、参加ご希望の方々と相談の上、
distanceの確保をいたしております。
ご希望の日程に100%お応えできない場合もございますが、開講日を増やして対応致しておりますので、皆様のご理解ご協力も合わせてお願い申し上げます。

エントリーのご相談はいつでもお受けいたします。
Emailまたは電話でお待ちいたしております。

2021年1月13日Permalink