2020-11-26 Laboratory Workshop

常緑種のRosemaryはまだまだ生き生きと

jhsの圃場に生息する8種類のrosemaryの花が咲き始めています。
冬の到来を意味します。
秋はなんだか分からない内にいよいよ終わり冬到来ですね。
コロナの自粛に努め紅葉を見に出掛けるでもなく、自分の作り上げたハーブ圃場で時を過ごしました。
しかし考えてみれば行楽地の真ん中で日々生活している様なもの。
これでいいのだと、また新たなライフスタイルを発見!
自分の生活スタイルを見直すには本当に良き一年となった気がしています。
残すところあと1ヶ月あまり。
この中途半端なタイミングで、jhsの流れが変わります。

この後は学びの場はjhsの研究室へと移ります。
もちろん圃場にも足を向けますが、圃場を一周お散歩程度。
知識や理論を詰め込んだ頭をほぐすには何よりのお散歩です。

世間では忘年会と言いますが、ラストミーティングも今年はコロナがあり、少々の知恵を絞ってユニークな形でのミーティングを考え中です。
そして毎年恒例のメニューである、私の精油コレクションから精油のお譲りの時期にもなりました。

いまだ海外の流通、特にアフリカルート、地中海ルートが止まっているため、今年は追加オーダーができない状況。
でもこれもオーダーさえすれば、いつでも手に入るという当たり前思考にストップがかかり、また新たなスタイルを経験中。
無駄や無意味なことを削り落とし、洗練されていく感覚を覚えています。

今年はリストアップされる精油一つ一つに私がその精油をチョイスするときの第一の選択、第2の選択理由を私の感性のままに列記しました。
これも精油を初めて学ぶ方々から、リスト中の精油から何を選べば良いかわからないと言う素朴な質問を受け、列記することに。
入力している内にすっかり自分の世界に入ってしまった次第です。
手持ちの精油を深く考えることからずいぶん長い時間離れていた様な不思議な感覚になりました。

何度も繰り返してはいるものの、また手元の精油を改めて学び直す、可能性を探る意欲が湧いてきました。
多角な切り口で、常に接することは大切ですね。
いつも同じ入口から入り、同じ出口から出ているのでは気付かないことがたくさんあるのだと思います。

さて、こうして改めた気分でまた来春まで、研究室での理論と実践に励みたいと思います。
毎日汗を流して太陽の光から逃げ出したい欲求に駆られて過ごすシーズン中に思うことは?
「あぁ研究室で実験がしたい、資料に目を通して未知の世界を知りたい、想像に溺れる時間が欲しい」と言うこと。
寒くて苦手手ではありますが、やっとその時期になりました。

皆様とともに、この貴重な冬を過ごしたいと思います。

さて26日のWSは?
いつもさり気なくブレンドしている様に見えるハーブブレンド。
それには意味があり、そして禁忌を回避し、綺麗、美味しいだけで混ぜているのがハーブティーブレンドではないことを、実践を通し学びたいと思います。
山登りではありません。
そこにハーブがあるから混ぜているのではありません。
必要だからブレンドするのです。
また、そのブレンドされる一つ一つのパーソナリティーを理解しているか?も
各自自分に問いながら進めていければと思います。
ブレンドは奥深く、シングルはより奥深いことを感じて頂ければ幸いです。

Time:9:00-11:30  
Place:JHS 研究室(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage : お手持ちの精油リスト(チェック必要な方は実物をご持参ください)
     計り、大さじ、小さめの出汁袋数枚、剪定バサミ、
     筆記用具(携帯電話、Pad、PCなど)
     紙の小袋(封筒)数枚、マジック、紙テープ

     

2020年11月25日Permalink