東洋のアサツキと西洋のチャイブ

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アサツキは2〜4月に春を告げるかのように畑に芽を出し成長します。
若いうちに食べた方が美味しいですが、大きくなった輪茎部分をさっと塩で揉んでみそかそのまま塩味で食べるのも良い当てになります。
このアサツキと同じよな姿形で争うかのように芽を吹くのがハーブでおなじみのチャイブスです。
チャイブスは西洋アサツキとも呼ばれている由縁が解るような気がします。

いずれにせよ旬のうちに頂くのは身体にもいいエネルギーを与えてくれるようです。
ポイントは加熱しないで食べる事です。
βカロテン、カリウム、カルシウム、葉酸、マグネシウム等の成分から高血圧、貧血、筋肉痛、風邪による頭痛改善に食するのは理にかなっています。

梅とガーリックの焼き飯を作り火を消してからたっぷりと刻んだアサツキかチャイブスをフライパンの中で混ぜてお皿に盛って召し上がって下さい。(これは私の筋疲労回復の為のメニューです)

日曜日の朝は茶粥といきたい所ですが、ネトルスティングの濃いめのハーブティーでおかゆを作り、椀にもる前に刻んだアサツキかチャイブスをたっぷり混ぜて召し上がって下さい(これは貧血の方や体力が落ちている時のメニューです)

沢山のガーリックとバターでホタテ貝に火を通し、パスタを釜あげして醤油とオリーブ油を加え、たっぷりのアサツキかチャイブスを混ぜレモンを搾ってシーフードパスタを召し上がって下さい。(これは仕事で集中しすぎたとき、仕事していてぼけてきたかなと気になった時、疲労感のある時のお勧めメニューです。

Japan Herb Science 石井智子

2012年4月28日Permalink