周りの環境整備に追われる毎日。
今年は気候的にも納得いく生育を見ることができませんでした。
それが理由ではなく、その気候によってExtra grassの生育がはげしく、それを管理してHerbとExtra grassの丁度程よいバランスを保つことに追われる今夏でした。
「もっと身を呈してHerbと向き合いたかった」手を休め圃場を眺め、そう思います。
でもお互いに生き残っていることが重要なのだと。
秋という季節の中でまた向き合いたいと思います。
11月まで2ヶ月半、まだ最後まで共に今年のシーズンを生き抜きます。
Lemongrass。
今年は13年ぶりに里帰りさせた株。
ドライ加工を終わらせて嗅いだ香りはまるで焼き菓子のような甘〜い香り。
本当に見事な香りとテーストに仕上がりました。
ここで始めた13年前を思い出します。
剪定バサミでカットするごとに茎から放たれる水しぶき。
青く、若く、新鮮で、爽やかな香り、顔いっぱいにそのしぶきを受けながら、満足とともに採集していた13年前。
そのころの私の関わり合い方が未熟ゆえ、当たり前、そして無制限なほどの豊作に感謝も薄く、自己満足の中で捉えていたあの頃がありました。
もっと大事に関わればよかったと今は思うばかりです。
今年のLemongarassは本当に愛らしく感じています。
「できる限りの可能性を引き出してあげたい」
そう思いながら一株ずつ丁寧に恵みをいただいています。
さて10日のWSは。
ほぼ圃場と周りの整備は整いました。
今手を欲しがっているHerbは、Mintたち、そして黒く完熟したElderの実、救ってあげたいのはNettle、なぜか今年は虫にやらて衰弱気味、株分けして新たな畝にお引越しさせて上げようかとも?
その辺りのHerbを圃場で実際に見て、惹かれるもののお手入れを実践していきたいと思います。
そろそろ秋雨も来週からと言われています。
何か惹かれるものを挿し木してみたいと思います。
こんな変動の激しい気候が毎年襲ってきます。
常にバックヤード的に元気な株も、念の為挿し木をして、絶やさないための株を常に確保しておきたいものですね。
お手入れ、収穫、移植、挿し木とやるべきことは山のようです。
お時間の許す限り、圃場に身を置くことで、理論を持って実践してみたいと思います。
皆様にとって10日の日も学び多いWSでありますように♡
Time:9:00-12:00
Place:JHS 研究圃場
Expense:¥10,000
Baggage:圃場セット(HP:WS→H.WS→Field WSでの
持ち物参照)
明日もきっと暑いと思います。
水分補給のための飲み物を十分にお持ちください。
お着替えも必ずお持ちください。
では楽しみにお待ちいたしております。