私の中ではそろそろ梅雨明けの予測でしたが、長引いていますね。
観察していると、圃場のハーブたちもいよいよ戸惑いを見せています。
でもこれも自然の成り行き、成る様に則して乗り切りたいと思います。
皆様の体調はいかがでしょうか?
私たち人間も生物のうち、湿度が高すぎて不調の方もいらっしゃると思います。
最近私のセラピーの方は、肌のトラブルでのご相談を多く受けています。
特に痒みで悩まれている方が増えている傾向です。
さて30日のWSは
フィトセラピー「痒み」のケーススタディーを行います。
一口に痒みと言っても奥が深いです。
もともとアトピーや、湿疹をコントロールをしていたにも関わらず、湿度や温度と言った環境変化により、それらが悪化して痒みが強くなる。
自分の汗が原因で皮膚負けし発疹とともに痒みが生じる。
植物の花粉や成分に接触する事で炎症や痒みを発症する。
害虫に接触したり、刺されたり、噛まれたりして、局所的に腫れたり、熱を持ったり、瘢痕を形成したりして、その間痒みが長期的なものとして生じる。
など起因も症状も様々です。
何れにしても痒みがあると最悪の場合、精神不安定や、集中力の低下、不眠などに繋がりかねません。
「なんでもいいからこの痒みから解放されたい!」という衝動に陥りますね。
フィトセラピーでは起因を探り、個人の生活習慣を示唆して環境を整え、体内で作られるヒスタミンを制御し、正常を取り戻す方向へ導いていきます。
もちろん、植物の力を借りて導くのですから、簡単な事ではありません。
それでも何種類かの薬用植物で多くの改善が見られるのはなぜでしょうか?
痒みがなければ、皮膚を摩擦しないで済みます。
皮膚のトラブルが悪化していくのは摩擦がとても大きなポイントになります。
薬用植物の力を借りて、体内のホメオスタシ(恒常性)と免疫を味方に止痒作用をフィトセラピーに学びたいと思います。
Time:9:00-11:00
Place:JHS 研究室(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage : 研究室セット(HP:WS→H.WS→ Lavoratry WSでの
持ち物参照)
植物の芳香に満たされるひと時を皆様とご一緒したいと思います。
多くの方のご参加をお待ちいたしております。