2020-07-02 Field Workshop

今年は多くの種類の蝶々がハーブへ訪れ色とりどりの蝶で綺麗です。
このBlue Hyssop 今年は6月28日に収穫しました。
加工の仕上がったBlue Hyssopドライ
ゴマの香りとともにHerbrらしい香りを楽しませてくれています。

梅雨も真っ只中。
後半は多くの雨となるのでしょうかね?
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

JHSの圃場のLavenderはほぼ収穫と蒸留を終え、残すところ
Spik Lavenderの4株となりました。
Spik Labenderは白花で涼しげ、原種でもあるため力強さもあり、園芸種のLavenderとは一味も二味も違いを見せます。
香りは香水的な香りよりも、薬用的な香りと野生的な香りとでもいうのでしょうか?
自然を感じさせるいい香りがします。

JHSの圃場で収穫蒸留用に至る大きさに成長を見せてくれたのは今年初めてです。
毎年、育ててきましたが今ひとつで、もちろん開花もするのですが、極端な成長は見せず、蒸留して!というメッセージがどうも届かないまま時が経っていました。
今年は私がやる気になれるほどの開花ぶりと成長ぶりです。
植物にとって何かそうなるきっかけがあるのでしょうね。
まだまだ経験不足で、私にはわからない世界です。

本当にGrossに負けず劣らずの咲き誇り方、大株にも成長しました。
これからも大切に見守っていきたいと思います。

さて2日のWSは?

この梅雨の時期にしかできない、そして大抵失敗するLavenderの大株の移植テクニックをお披露目いたします。
この移植テクニックを身につけておけば、他のハーブの大株もよほどでない限り失敗なく移植することができます。

私は何度も挑戦し、多くの犠牲を払ってきました。
大きくなればなるほど、失敗が怖くてトライできないものです。
つまり移植したくても死んだらどうしようと思い、安全策をとって諦める。
と言った事になりがちです。

しかし自由自在に、どんな株でも移植できるテクニックがあれば、ハーブ圃場のお引越しでも、デザインの変更でも、人様のご好意で大きな株を躊躇なく頂いてくることも可能になります。

私は過去(10年ほど前)に神奈川県内に7箇所に分散させた研究圃場を、現在のJHSの研究圃場にまとめるため、6箇所からの引越しを余儀なくされ、無事完結させた経験で、このやり方をマスターしました。

皆様にも是非この機会に実践を通して身につけていただきたいと思います。

2日は午前中のうちに研究圃場にある約直径1mのLavenderを抜根し、綾瀬のある圃場に移送して、現地で定植させます。

かなり迫力ある実践です。

圃場での収穫や課外授業も含む 移植のテクニックと堆肥のプロに伺う微生物のお話など多くの学びを皆様と満喫したいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

Time:9:00-10:30 Meadow sweet、Ball mint、Grapefruit mint、
          Nettleの収穫
10:30-11:30 Lavender抜根と積み込み
    12:00 出発(途中昼食)
    13:30 現地到着
    13:30-14:00 Lavender定植
    14:00-堆肥のお勉強と質疑応答
14:30 堆肥積み込み 現地解散

  
Place:JHS 研究圃場(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage:圃場セット(HP:WS→H.WS→Field WSでの
     持ち物参照)
     ただし前日まで雨がひどく振り、圃場のコンディションは汚れや
     すいと思います。
     その点を考慮したご準備を各自よろしくお願い申し上げます。
     お道具や足元のふき上げに、使い捨てできる布等ございました
     ら、お持ちになると便利です。
     帰りに堆肥を積んで持ち帰る方はトランクを空にしてお越し下
     さいませ。

2日現地天候は快晴
気温は21-31度程度
前日までの大雨と、当日の快晴により気温が上昇するだけでなくそれに伴い湿度が高くなると思われます。
熱中症対策を万全にし、各自飲料を十分にご用意されてください。

ではお越しの際は雨上がりですので、お車の事故のない様気をつけていらして下さい。

多くの採集物からの香りを楽しみにお待ちしております。

2020年6月30日Permalink