Dog Therapy

Dog therapy それは人間と犬との癒しの時間です・・・・

 

JHSのハウスドッグ Sweet Marjoram(Mara)と飼い主(T)の日々の検証です。

現在は4歳♀のイタリアングレーハウンドです。

MaraはJHSのアロマ犬として生活しています。

Maraの好きなハーブはChamomileとSweet Marjoramです。

ハーブ畑に行くとこの2つのハーブに興味を示し、生い茂るMarjoramを長時間鼻を突っ込んで嗅ぎ回ったり、Chamomileの群衆と体全で戯れたりします。

言葉がわかる訳ではありませんが、少なくともこの2つのハーブに好感を持っている様に見えます。

 

Maraは滅多に体調を崩す事はありませんが、少々消化器が弱いようです。

Maraは出来るだけストレスの無い生涯を送らせる為にハウス内で飼い放しの環境で生活させています。

又、生まれてこのかた怒った事がありません。

勿論、調教の一切を行っていません。

Maraは毎朝15分~20分程度のフルボディマッサージを受けています。

マッサージはTが行っています。

Maraが一番信頼しているTからマッサージを受けているので、MaraとTのスキンシップの様なものです。

子犬の頃は遊んでくれているのだと思ってはしゃいで噛み付いたり喜んで走り回っていましたが、慣れてくると落ち着いてマッサージを受ける様になり、今では要求したり、マッサージを待つ様になりました。

不思議な事に、マッサージを受けられなかった日は行動が減り、1日中寝転んで不機嫌そうに、少なくともハッピーな表情ではなく1日を過ごし、ご飯も大して欲しくなさそうにし、ご飯を        置いても直ぐにはよってきません。

しばらくしてあまり美味しくなさそうに食べます。

 

一方でマッサージを行うとその直後に排便と排尿を決まってします。

そしてそのままの勢いで一日行動的な時間を過ごし、ご飯の要求も早めの時間で強烈にします。

長い年数観察しているのですが、この差は明らかにマッサージによる影響と思われます。

 

マッサージでは特にオイルと精油は使用していません。

少なくとも精油は嗅覚の優れたMaraにとっては強すぎると判断しているからです。

どうしても必要な時はT自身の衣服にスプレーして接触する程度に止めています。

また通常はTのフェイスクリーム、ハンドクリームに微香の精油が使用されている程度です。

Maraは基本的は持病もアレルギーも特異体質も持っていません。

きわめて健全な犬です。

しかし風邪気味だったり、消化不良を起こしたり等たまには体調を崩す時があります。

そのような場合は精油に頼らずハーブを使います。

それでももう少しと判断した時はハイドロゾルを使います。

それでも改善されない時だけ前述した様な方法で、T自身が衣服やボディーに微香程度の希釈で精油を身につけスキンシップもしくは軽くマッサージを施します。

たいていの場合改善されます。

マッサージは脊髄に沿って神経根への刺激やリンパ節への刺激を行い、筋肉のストレッチと弛緩を行います。

又手足のマッサージも慣れると快感のようです。

腹部のマッサージも優しく行います。

顔は小さいのですが、一応ヘッドマッサージとフェイスマッサージも行います。

習慣付くとマッサージの順番も覚えて自らその部位をスタンバイします。

 

愛犬、パートナーとのマッサージの時間はマッサージをするTにとってもヒーリングの一時となっています。

たまたまTは犬好きなためパートナーが犬ですが、他のパートナー猫やウサギ、豚でも同じ事が言えるかもしれません。

但し敏感な例えば猫等個体の持性をよく見極める事が肝心です。

 

人間と同じ、やはり生き物はタッチングによって心が癒される事は確かなようです。

 

Mother wort に興味を持つSweet Marjoram

何かを感じているのでしょうか?

芽吹いたMother wortが気になるようです。

 

Japan Herb Science 石井智子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年9月13日Permalink