Hibiscus

 

H.sabdariffa

ハイビスカスはハワイで咲くハイビスカスを一番に想像しますが、「薬用、ティーに使用するハイビスカスは別の物」とご存知の方は多いと思います。

Japan Herb Scienceでは毎年acetosellaを主流にsabdariffaも育ています。

両者とも夏の暑い日差しを好むため出来るだけ速く定植して成長させるのが栽培収穫のポイントです。

2つを比べると・・・・

acetosellaは赤い色に深みがあり、鮮明度は低く、味はオクラの香りのような味? 食感はまったりとした重みを持っています。

一方sabdariffaはワインのロゼのような可愛い赤色で、鮮明度が高く、味はクリアーでさっぱりとした味、食感はさらっとしています。

又、sabdariffa(Roselle)は漢方生薬の「洛神花」としても使われているそうです。

いずれのhibiscusもビタミンC、クエン酸、ハイビスカス酸、ペクチン、粘液質、ポリフェノール(アントシアニン)ミネラル(K,Fe等)を含むそうで、強壮作用、解熱作用、利尿作用が期待できます。

 

 H.acetosella

常用実験を行い得られた結果

疲労回復、眼精疲労、食欲不振、むくみ、高血圧、便秘、風邪(特に夏風邪)、美白効果等を実感しています。

また、圃場でhibiscusを眺めていると情熱をかき立てられ、意欲を高め、活力的なパワーを与えてくれる等、心理的効果も実感しています。

実感としては飲用すると、その酸味が粘膜に対して収斂感を与えてくれる様で、消化器への活性パワーを感じさせてくれます。

また、体内の水分を流し浄化される様な心地よさを与えてくれます。

Japan Herb Scienceにおける実践結果のまとめ

クエン酸、カリウム、ビタミンにより筋肉疲労、筋肉痛、筋肉の硬直に有効性

便秘がちな消化機能低下に有効。

高血圧予防やむくみの対策に有効。

鉄分を含むことにより貧血の対処にとても有効。

アントシアニンを含む事で疲れ目、視力回復に有効。

特に夏期の肉体疲労、熱射病、熱中症には最適な効果を発揮する。

アントシアニンによる食への効果

夏バテ予防をはじめとし、抗酸化力が強いため血液のさらさら状態を助けたり、脂肪燃焼の促進作用を目的として多く摂取したいものです。

心理面ではパワー不足、疲労、意欲の低下で自己嫌悪に落ち入った時に大きな助けになります。

アントシアニンの色素により食欲を視覚からも刺激されます。

若葉をサラダか炒め物にも活用出来ます。

hibiscusは生活環境にも一役!

葉が観葉植物として美しく、特にRoselleの赤い実はとても可愛く室内インテリアのアクセントに活用できます。

Japan Herb Science  hibiscus recipe

夏バテ防止には

一日500cc700ccのハイビスカスブレンドの飲用で効果が認められました。

ブレンドは レモンヴァーベナ、ローズマリー、ミント等

Japan Herb Science 石井智子

2012年10月21日Permalink