Herb cultivation training 2021/05-13・15

Red cloverの美しさに目が止まります

GWも母の日も終わり静かな平日を取り戻しています。
皆様はいかがお過ごしでしたか?
私は体調を崩しつい先日まで自分の体と向き合っていました。
20年ほど前に起きた私の体調変化、今では共存する方法でお互いのバランスをとっているのですが、時々そのバランスを崩し、共存できずに戦っていた頃に引き戻されることがあります。

でもこれもお天気と同じで、止まない雨がない様にいつかは晴れ、そして曇り、また雨と繰り返していくのだと受け止めています。
よくお百姓さんが言うように雨が降ってもやることはあります。
晴耕雨読です。

植物たちは本当に厳しい自然環境で天候に逆らうことなく、身を委ねたかのように同調して生き様を見せてくれます。
植物は水も、太陽も、風も生きるために必要とし、それを上手く置かれた環境から得て生存しています。
全てがバランスにつきます。
何か一つが欠けても、多くても、少なすぎてもいけないようですね。

この春めいて初夏に向かう過程で、植物の成長は目まぐるしく感じるぐらい変化を見せます。
そして動物たちもです。
昨年まではJHSの鹿達🦌はBlue cornflowerは食べませんでした。
でも今年はハンマーモアをかけたように食しています。
突然嗜好が変わったのでしょうか?
本当に興味深いです。
私がまず感じたのは、鹿は一直線に幅を持って同じ植物が生息していると、ただひたすら真っ直ぐに歩きながら食べていくのでは?
そしてお腹が一杯になったところで、ふらふらと周りを歩く感じです。
お食事中に会ったことがないので足跡やその深さ、そして食べた後や、食べやめた痕跡から想像を働かせるしかありません。
ビデオカメラでも設置して垣間見たい気持ちに駆られます。

でも食後くつろいでいる時に遭遇したことは一度だけあります。
そこはまるで奈良の鹿公園のようでした。
ほぼ雌鹿とバンビで20頭以上で構成され、思い思いにJHS圃場の一枚隣の草原でくつろいでいたのです。
その光景は今でも忘れられず脳裏に焼き付いています。

彼らには彼らの嗜好と習慣とタイムテーブルがあるのだと。

今年はそのBlue cornflowerの美味しさに目覚めてしまったようです。
少々JHSとしては来年に向けての管理が必然事項となたわけです?
もともとBlue cornflowerはワイルドフラワーですので、お互いに分け分けで構わないのですが、JHSの必要量の保険的確保を試行錯誤する予定です。
本当にいろいろやってくれるので、いつも彼らに振り回されてしまいます。
でも鹿たちの遊んだ後を見ると、ちょっとお茶目な面もあり、思わずふっふっと笑ってしまうことも。
まぁこれもお互いにバランスの良い落とし所を見つけたいと思います。

今年のJHSのHerbに限っては、「低く足速に」これです。
すでにHerbたちは今年のシーズン気候を読み取り淡々と熟しているかのようです。
愚かな私にはよくわかりませんが、何となく私なりに感じていることもあります。
私は単純にHerbがもういいよ!って交信してきた時に恵みを必要量感謝していただくのみです。
あとはHerbたちの宴を見せてもらおうと思っています。
本当に綺麗です。
視覚の癒しってすごい力があるのだと思います。
あまり眺めてばかりでは、収穫のタイミングを逃しそうです。

さて今週のcultivation trainingは?
ちょっとここで天候が崩れていきそうです。
大雨にならない限りはこの崩れを味方につけて定植、お手入れをしていきたいと思います。
雨の中に佇むHerbはとても雨と同化していて、香りとともに魅力を放つのですが、皆様は体感されたことはありますか?
水出しのハーブティーに包まれた感じです。
視覚には水とHerbの癒す光景が飛び込んできます。
楽しみたいものですね。
圃場外の環境は地権者の方々のお手入れもあって、見事に自然環境が生えております。
もちろん、JHS圃場の周りの環境整備も整っておりますので、全ての環境を満喫されてください♡
コロナ禍のストレスが少しでも軽減されますように🌿

Time:10:00 – 14:00(天候により終了はこの限りではありません) 
Place:JHS 研究圃場 
Expense:¥10,000
Baggage:サイト内 Work Shopよりpulldownで
     herb workshop→「Field workshopでの持ち物」を参照
特に雨対策をしてきてください。
雨が降り出すと極端に体感温度が下がります。

久しぶりの皆様とのお時間、楽しみにお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

2021年5月12日Permalink