2021-01-28・30 Laboratory Workshop

american black pepper minはmintの中でも
本当に力強い

久し振りに休場なっている圃場へ行きじっくりとみんなの様子を伺ってきました。

どの子も生きています。
でもみんなまだ寝ています。
そんな中でもすでに地表に動きを見せ始めている子達もいます。

私の方が焦っているだけで、暦の上ではまだ節分も迎えていない時期、新年も始まっていない時期なので、そうせっついてもいけないと反省を。
でも私の気持ちを慰めるかのように、すでに地上で動きを見せてくれる子もいました。
私の期待に応えてくれて嬉しく思う反面、まだ二月という一番寒い時期を迎えるのだから、フライングしないでまだ大人しく土の中でゆっくりしていて!と願う気持ちもあり♡で。

太陽に向かって真正面を向いて動き出そうとしています。
この寒で太陽が本当に恋しいのでしょうね。
数日前まで、降水量0できてしまった今年の冬。
一昨日は雪のはずが雨となり、いずれにしても水分を得たherbたち。
私からすれば、さぞや冷たかっただろうにと思うのですが、彼らにとっては恵と言わんばかりに、生命感を漂わせていました。

これはnettle,
毎年1番に芽吹く強いherbです。
これはnettle,
毎年1番に芽吹く強いherbです。

根本の地上部には既に小さな新芽を吹き始めています。
このhyssopは多くの人を助ける力を持つherb。
いよいよ病院か?と言う時に私はよく力を借りています。
こんなヒョロリとした姿でシーズンのスタートを構えているのですが、これが本当に力をもち、シーズン中は控えめな姿ではあっても、目を止めるblueの花をつけ充実していくのです。
ゴマに似た香りを放つこのherb.
私はとても愛しています。

blue hyssop

中央の根本を拡大すると見られる新芽。
チロリン村で生存しています。
地温を上げる手入れをしたlemongrass.
その行為が創したかどうかは現段階では分かりません。
でも今は生きていることだけに注目したいと思います。
暖かくなれば冬の衣となった葉を落とし上げるのですが、サッパリしたら再びイネ科の誇りで真っ直ぐ、しんなりと太陽に向かって伸びていく姿が、私には写ります。
もうあの甘い香りまで連想させてくれています。

lemongrass

居ましたよ!
冬の間でもお庭や自宅では温々と、青い葉を出しているSweet marjoramですが、寒い圃場のmarjoramでさえ、霜でグレーに変化した仲間の葉に守られて美しく伸び始めています。

昨年はこのherbを知らなかった多くの方々にも、herb bathを通して大人気となり、魅力をご紹介することができました。
でもmarjoramの魅力はつきません。
bath使いはほんの一例。
知れば知るほどこの子の持つ力と香りに惚れ込みます。
私にとっては無くてはならないherbの一つ。
この画像にあるmarjoramは今年で14歳を迎える親株です。
余談ですがmarjoramが好きなあまり、私のパートナー(イタグレ)にもsweet marjoramの名を頂いています。
そのマーラちゃんも今年は14歳になり元気にしています。

sweet marjoram

圃場探索は多くのherbに生命を感じました。
これまで降らなかった雨。
いよいよ三寒四温の始まりかも知れません。
まるで寝ているherb達を揺すり起こすかのように、寒い暖かいを繰り返し、そのうち春雨も交えながら全員を目覚めさせることでしょう。
私もそれに沿うように冬から春へとtransitionに努めます。

空気が澄んで穏やかな小春日和でした。

仄かな香りで気付き目をやると、そこにはもう一輪開花していました。
これが満開になる頃には圃場も始まっています。
毎年、extraのお手入れをしながら楽しむこの香り。
そして必要なだけを頂き、楽しみで漬ける梅干し。
昨年は紫蘇の色素に恵まれ本当に美しい梅干し漬けが仕上がりました。
今年はどうなるのかしら?
そう思いを走らせる中で眺める一輪は明るい気持ちを与えてくれます。

圃場を出るときに目に飛び込んできた一輪

久しぶりの圃場レポートでしたがいかがでしたか?
皆様の畑やお庭でも多くの動きががあることと思います。
目に映る光景はその人の思いでどのようにも映ります。
植物と向き合う時間大切にされてくださいね。

WS今週は?
今年に入って、積極的な実験とその結果を今の所順調に得ています。
皆様の生活の中でも植物の力に満たされ始めているのではないでしょうか?

コロナ禍において手洗いの習慣が当たり前のように身についた私たちですが、スーパーや、店頭に入るたびにもアルコール等での消毒が習慣に。
確かに消毒という観点からは正しいやり方なのですが、手の皮膚にとっては楽なことではありません。
出先では仕方のないことですが、せめて帰宅した時、自宅生活ではもう少し手皮を労った習慣も生活に取り入れたいものですね。

今ハンドソープは私たちが選ぶのに困るほど売られています。
いいものもたくさん目にしますが?

「殺菌、消毒、リフレッシュ、保湿、補正、リラクゼーション、ヒーリング」をキーワードに、手を洗うという一つの行為で全てが満たされる、そんなハーブツールを作ってみたいと思います。
満足できるものが生み出せるかどうかは分かりません。
でもこの時期だからこそ実験してみたいものですね。
コンセプトは?
余計なものを削除、負担の少ない守りのハンドソープ
です!

Time:10:00-12:30  
Place:JHS 研究室(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage :お手持ちの中でも?の精油を全て、蒸留水、無水エタノール、ビーカー(中)、ガラス棒、手袋、マスク(できればフェースシードがベストです)
ランチョンマット(プラスティックまたはビニールの大きめのもの)ペーパータオル、マスキングテープ、マジック、計り、容器(100mlのタッパウエアー?コンテナ)をご用意ください。

初めての方で、お持ちでない物は今回は大丈夫です。
JHSでご購入頂けるものもあります。
徐々にご自身のお道具として揃えて行ってください^_^

実験室では室温を極端に上げることはできません。
また、芳香成分が充満したり、コロナ対策もあって空気の入れ替えも頻繁に行いますので、足元など冷えに弱い方は、靴下、膝掛け、レッグウォーマーなど各自でご用意されてください。
ご協力よろしくお願い申し上げます。

♡お知らせ!
JHSでは3月末日まで一回の参加人数を制限し、参加ご希望の方々と相談の上、
distanceの確保をいたしております。
ご希望の日程に100%お応えできない場合もございますが、開講日を増やして対応致しておりますので、皆様のご理解ご協力も合わせてお願い申し上げます。

エントリーのご相談はいつでもお受けいたします。
Emailまたは電話でお待ちいたしております。



2021年1月27日Permalink