2020-08-19 Filed Workshop

ようやくHerbに向き合えて

いかがお過ごしですか?
猛暑の続く今年の夏。
エキストラも勢いが止まらず猛威をふるっています。
そのため、日々の環境整備で、仮払い機を使いまくり、
「なかなか落ち着いてHerbと向き合うことができない毎日」
これが私の今のストレスです。

しかし、エキストラに飲み込まれれたり、風通しが悪くなって病気が発生しては元も子もありませんので、この時期は目をつぶって飲み込まれないことだけに注視しながら整備をするしかありません。

しかし何処もがそうではなく、これは面積にもよります。
ガーデニングや、小規模の家庭菜園程度であれば、いつでもHerbに向き合うことは可能です。

さて、本日は圃場の柿の木の下で休んでいた時、ツクツクボウシの声を聞きました♡
頭の上あたりで鳴いていたので、とても手に取るようにリアルなサウンドでした。
もう秋が来ているのだなと感じる瞬間でした。
暑い暑いと言いつつも、今週末はこの猛暑の切り替え時期となるそうです。

私はなんだかんだ言っても夏が大好きで、確かに暑さにやられてはいるのですが、限界まで圃場の管理をしています。
そんな中、いざ秋だよと言われるととても悲しくなります。
夏は暑いからそれに向かってパワーが出せる。
そんな感じなのかもしれません。
寒いと、引きこもって戦う気力も失せてしまい、守りの体制で消極的になってしまうのです。
皆さんはいかがですか?
これはいい悪いではなく、どっち派か?と言ったところでしょう。

そんなわけで私はお盆も返上して、夏休みもなく圃場の管理に努めているのですが、一方で肝心のHerbは?
暑すぎることでやられてしまう子もいます。

特にミントは暑さには弱いですね。
圃場では日中100%の直鎖日光が降り注ぎます。
そのためMintは小さく、硬く縮こまってしまい、本来の伸びやかな葉を見せてくれません。

自宅のJHS Gardenに生息するそれと比べれば一目瞭然です。
JHS Gardenは皆様もご存知の通り、国有林に面しているため、半日日陰、時々直射日光といった環境です。
そこではミントが伸びやかに育っているので、圃場でのミントと比べることができます。
特に交配種ではない原種において明らかにそれを感じます。

死にはしませんが、他にも暑すぎで本来の生育状態を見せてくれないHerbたちがいます。。

植物も生物、人間と同じで、過ぎる環境にはやはり不貞腐れてしまうのですね。
周りを見回してもこの暑さの中、のびのびと気持ちよさそうに張り切っている人は見かけませんものね。

だからと言って、植物が不貞腐れない、綺麗で未成熟のうちに収穫することもできません。
果物が木なりで完熟したものが最も美味しく頂けるのと同じで、薬用植物も成分を十分に含ませるには、やはり完熟するまで土に置き熟成させ、収穫の時期を待たなければなりません。
難しいですね。

そんな訳で、昨年は不作、今年は激暑により様相が悪くなると言った感じで、なんともパーフェクトになる年は滅多になさそうです。

さて8月20日のWSは?
環境整備はしてありますので、Herbと向き合っていただき、夏の姿を体感していただきたいと思います。
Elder,Lavender,Blue Hyssop, Echinacea, Roman Chamomile, Thyme、
White Yarrow, White Vervain, Chives, Agrimony, Sage, Vetiverなどなど
どれでも大丈夫です。

根元に触れ、触ることで香りを嗅ぎ、剪定したり、葉や茎を切ることによってその生態を実体験できます。
ものによってはすでにフルーツや種を得ることもできそうですよ!

20日も暑くなります!
出来るだけ早めに集合くださいませ。
(私は早朝より圃場に出向くつもりでいます。)
8:00目指して集合し、11:00には終了したいと思います。

Time:8:00-11:00  
Place:JHS 研究圃場(お間違えのないように♡)
Expense:¥10,000
Baggage:圃場セット(HP:WS→H.WS→Field WSでの
     持ち物参照)

いよいよハーブシーズン後半のスタートです!!
楽しみにお待ちいたしております。
皆様の夏休みのお話も楽しみ!

注意:
体調の優れない方、風邪もしくはコロナの疑わしい方、またそのようなご家族がいらっしゃる方のご参加はくれぐれも自粛くださいますようよろしくお願い申し上げます。
皆様、そしてご家族の方が健康でいらっしゃることを祈っています♡


2020年8月19日Permalink