2020-03-27 Field Workshop

Lagurus ovatus ラグルス オヴァトゥス 
Lagurusはうさぎのこと、ovatusは楕円、卵型を意味しています。
うさぎの尻尾 、Rabbit tailとも呼ばれ、結局ラグラスと呼ばれるのが一般的なこのグラス。
クラフトにもブーケにも可愛いこのグラス。
(採取時期が良ければドライでも長持ちさせる加工が可能です。)

オーガニック指定でタネを入手し、昨年の10月に播種して苗に仕立て、冬季はJHSのGardenに設置したビニールハウスの中で過ごさせ、1月に温床へ移動させて1ヶ月、そして先週やっとJHS研究圃場に先発で3株定植しました。
さて、シカが興味を示すかどうか?
無事に無視されれば、残りの30株すべて圃場へ移動させます。
あとは、開花後に収穫しなかった株よりタネが飛んで来年は自生へと繋がって行ってくれる事を願うだけです。

一つの植物だけでもこの工程を経て何年か後には自生種となって行きます。
楽しみでもあり、苦労でもあり、そんなシーズンがスタートしました。
今シーズンもよろしくお願いします。

今回のWSは、播種です。
もう温度も来ていますので、大抵の播種は可能な時期になりました。
前回は、圃場の芽吹いた直後の自生苗をポットにピックアップしてもらいましたが、やはり播種を毎年学び経験を繰り返すことはハーバリズムにおいて大変重要です。
苗の購入は避け、苗は播種により自給自足。
まずはそこをクリアーして行きましょう!

時間:9:00-11:00
集合:JHS研究圃場
参加費用:¥10,000
持ち物:圃場セット(HP:WS→H.WS→Field WSでの持ち物参照)でほぼ大丈夫です。
蒔きたいタネが有ればご持参ください。
出来上がったポットをお持ち帰り出来る様に各自でご用意ください。     

アフターについて
以前お話し出ていた視察に大月まで行きます。
先方様とも確認済みです。
この分だとお天気にも恵まれそうですね。
アフター参加者は必ず火曜日までにご連絡ください。
なお研究室でお車をお預かりする場合は8:40までに研究室に集合いただくことになります。
視察調整が難しく、遠方であるため頻繁には行けませんので、今回のセミナーを現在欠席にされていらっしゃる方も、再度セミナーご出席をご検討頂き、ご一緒したいと願っています。

今回も皆様と楽しいひと時を共にできますことを心待ちに致しております。
よろしくお願い申し上げます。

恐縮ですが、皆様もご承知の通りコロナの問題がございますので、
風邪気味、治りかけを含め体調の悪い方のご参加はご遠慮ください。
この1週間健全であった方に限ります。
お互いに自己責任として常識ある判断を願ってます。
車も同乗するため、深いご理解、ご判断をよろしくお願い申し上げます。



2020年3月23日Permalink