2010年11月19日
国際ロータリー第2780地区 足柄ロータリークラブ に於いてハーブと精油のお話を致しました。
ロータリークラブは皆様もご承知の通り、各企業の代表者が地域ごとに集い、社会貢献に寄与されているクラブです。
カテゴリーにあるハーブ環境プロジェクトの関連で、足柄ロータリークラブにゲストとしてお招き頂きクラブの皆様と穏やかな一時を共にさせて頂きました。
その日ご出席のメンバーは100%男性の方々でアロマセラピーとの接点を見出すのはなかなかむずかしい状況でした。
セミナーではないため、むずかしいお話をする訳にもいかず、短時間で精油とハーブの魅力をどうご紹介させて頂くかがポイントでした。
冒頭で、日本のある地域で薬用植物の栽培を啓蒙したところその地域の高齢者の方々が、毎日通っていた診療所に顔を見せなくなったと言うお話をしました。
そのお話はその植物の薬効成分がその地域の高齢者の方々の健康を維持したというお話ではなく、栽培に従事したことで忙しくなって診療所に行く暇がなくなったという地域活性と農業のお話だったのです。
後にこのクラブの会長であり、地元で整形外科を開業されている荻野哲夫氏より、「Herb栽培を啓蒙されては商売敵になりますね」と言ったジョークも頂きました。
本当に時間が短く、なかなか皆様にご興味を持って頂けるお話しが出来なかったのですが、事前に会場となった、「おんりー湯」の厨房の方にご協力頂き、JHSで栽培したハーブティーを講演前の昼食時に合わせてご準備頂いたり、JHSで抽出したラベンダーやグレープフルーツの精油を回して各自で自由に香りや質感を体感して頂きました。
ハーブティーをサービスする際には私が直接お声をかけて皆様にサービスさせて頂きましたので、ご出席者全ての方々とハーブを通してコミュニケーションを取る事ができ大変有意義であったと思います。
又、精油は予想以上に皆様にご興味を持って頂き、勝手に原液を手につけられたり、原液のまま香りを体感されたりと大変集中?して頂けたようです。
「精油は原液状態で塗布しても安全な品種は限られており、通常は希釈した状態で人体に使用すべき物です。」と言うお話しも致したのですが、それはどこまでお聞き止め頂けたかは定かではありません。
他のロータリークラブからも講演のお誘いは頂いてはおりましたが、色々な事情により、実現したのは今回の足柄ロータリークラブが初めての事となりました。
お帰りの際には、「もう少お話しが聞きたかった」とお声を掛けて頂だく等、私としても啓蒙活動を進めていく中での「気」を頂いた思いでした。
足柄ロータリークラブの皆様有り難うございました!
JHS 石井智子
*この詳細は「国際ロータリー第2780地区足柄ロータリークラブ」のホームページでご覧頂けます。
http://www.ashigara-rc.com/ (週報のダウンロードより2010年11月19日)