Herb cultivation training 2021/04- 15・17

この数日雨がよく降っています。
そして暖かさも、寒さも入れ替わりが激しく、まさに三寒四温、春雨的な時期です。
extra glassも一雨ごとに水を得た魚のようにぐいぐいと伸びていますが、もちろん圃場のherb達もその変化は同じです。

すでに今シーズン始まって圃場周囲は3度目の刈り払いをかけ、今、圃場はゴルフ場のように風が通っています。
3度目といっても3ラウンドしたわけではなく、できる範囲をできる時にと言う感じで管理しています。

耕耘も大分仕上がってきています。
仕上がっているとは言え、耕耘機の入らない自生エリアが多く点在するので、入れるところはやく7割近く終了しています。

もちろん、この耕耘はシーズン中に1回程度が基本で、しかも深さは15cm前後といった深さです。
本来は非耕が理想なのですが、それは微生物環境が完璧に整っているという条件下においてだけです。

それがなし得ていないところは、やはり人が踏み入りどんどん固めてしまいますので、ある程度様子を見ながら、軽くかき混ぜ、リアクションする必要があると感じています。

いつも思うのはextra glassのいた後は本当に「いい気持ちの土」になっています。
根を伸ばし、土の中に空気と水の通る道を作り、近くにいるherb 達にもそれらを供給してくれていたのだと、感謝の気持ちが湧きます。

herbに向きあうのはもちろんのことなのですが、時間が許せばextra達にももっともっと好意を持って向き合いたいものだと思います。
実際に地上部でも、良かれと思って周りのextraたちを除去すると、本来のherbの元気が失われる様子を見ることができます。

やはりherbとextra grassもお互いに共存している面があるのでしょうね。
単純に考えると、herb栽培のために出来るだけextra grassは除去し、管理された栽培地というのはextra0を目指し、0に近ければ近いほど良く監理されている等言う評価が得られるのでは?

私は決して自然農とか放置農のことを言っているのではありません。
自分が管理する植物をextra grassをかき分けて、宝物を探すようにして収穫するようなことを推奨しているのではありません。
私のやりたいこと、関心のある点を強いて言えば、植物同士の弱肉強食からherbを保護する観点において、ギリギリのラインを察し、そのバランスを保持したいということです。

本当に圃場では多くの課題を日々突きつけられています。

皆様の目にはどう写っているのでしょうか?

さて今週は

Time:9:00 – 13:000 
Place:JHS 研究圃場 
Expense:¥10,000
Baggage:サイト内 Work Shopよりpulldownで
     herb workshop→「Field workshopでの持ち物」を参照
Lunch:各自持参

雨上がりで、圃場は水分の多い状態です。
状態を見ながら圃場内に立ち入りたいと思います。
予定では正面左側の圃場内管理を行います。
多くのMintが生息するエリア、Meadow sweetのエリア、が中心になりそうです。
宜しくお願いします!

今週も、私たちにとって多くの発見があることを期待しています。
17日はJHS Garden、9:00 集合
今春播種予定のものを全て完了させる予定です。
こちらも宜しくお願いします!

今週も皆様とお会いできますこと楽しみにお待ちしています♡

2021年4月14日Permalink